SHINIGAMI 〜死神〜


月光の隼さん作

Vol1 =Real war chart(1)= ζ

時刻 PM0;30
場所 食堂
快功はアンドニクスと一緒に昼飯を食べていた。
アンドニクス「ケータイが鳴った。」
快功「なぁなぁ。死神ってケータイなんか持ってんだ。」
アンドニクス「『闇の霊が発生。場所は下の地図の通りだ。』」
快功「しー!黙る。笑われるだろ。」
アンドニクス「悪い」
ズボッ
快功の腹部に手を入れた。
快功「くっ・・・・」
アンドニクスは手を引いた。
快功「何のつもりだ。」
アンドニクス「これでよし」
快功「アレ?お、俺?」
快功の目の前には快功が居た。
快功「どうなってんだ?」
アンドニクス「お前の霊体を出した。一応『魂丸』を飲ませておいた。」
快功(肉体)「では、ご主人様行ってらっしゃい」
快功(霊体)「お、オウ」
時間 PM1:00
場所 とある某所(闇の霊の出現地)
快功「何匹いるんだ?」
アンドニクス「14匹」
快功「・・・・・・俺死神やめようかなぁ〜?」
アンドニクス「え〜い!ごちゃごちゃうるさいぞ!」
快功「はい」
アンドニクス「そうそうお前の死神の種族は『風』らしい」
快功「そうですか。そんなのどうでもいいでしょ」
アンドニクス「それが闇の霊にも種族があり弱点を突かれると、通常より大きなダメージを喰らうらしい」
快功(俺ホントに死神やめたくなってきたわ)
アンドニクス「着いた」
目の前にこれほどかというほどの闇の霊がいた。
アンドニクス「やばい。『グランドアタッダー』が14匹」
快功「ぐ、ぐんらどあたったー?」
アンドニクス「闇の霊は通称『ブラックアタッキー』と呼ばれる。
『グランドアタッダー』はその進化系。」
快功「エエェェェェェェェ!!!!・・・・・・戦うしかないか・・・。『Wind thunder』」
チュドーン!!!
快功「『風の雷』という意味だ。霊力を込めたから、結構くら―――」
グランドアタッダーは傷が全く無かった。
快功「はっ?」
アンドニクス「快功!『解放』しろ!」
快功「はぁあ?」
アンドニクス「力を倍増させる技だ!術文はそのとおりだ!」
快功「では『Liberation』」
ドゴオオオオオブブブ・・・・・ブブ・・・・スゥー
快功「ではそろそろ本気で行きますか。」
ζ〜完

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